• mixiチェック

「いじめ崩し」(30)(無能な理想論より有効な現実論)

■2018/09/02 「いじめ崩し」(30)(無能な理想論より有効な現実論)
(役に立たない理想論より有効な現実論)
「ああ、失礼しました。つまり平和な生活を守る為にアメリカでは銃が必要だった様にイジメられて命の危機まで追い詰められた生徒には、自分の命を守る為に相手の命も脅かす威力を持った武器が必要だと思ったのです。ならば、武道でも習って強くなればいい・・といった意見が出てきます。 確かにイジメられっ子だった生徒がボクシングの世界チャンピョンになったという現実もあるのですから有効な方法に思えますが、現実はそんなに甘くありません。生半可な技を覚えて向かって行っても最初の1発は当たってもそれによって余計に相手の怒りを買って何倍にも利子がついて返り討ちに会うのが落ちなのです。相手が複数ならば刃物を使っても無理でしょう。ならばピストルだと考えても日本では簡単に手に入りません。爆弾ならばなおさら入手困難です。そこで私が考えた方法がガソリンだったのです。しかし本当にガソリンを使えば大勢を一緒に焼き殺すことが出来るという事を知って欲しかったのはイジメられていた生徒ではなくイジメていた生徒の方だったのです。いい気になってイジメていると自分の命を落とす可能性があるんだと知って欲しかったのです。でも、簡単には伝わりませんよね!伝わっても「やれるもんならやってみろ・・」程度にしか考えなかったでしょう。だから、イジメられている生徒に伝えたのです。今、イジメをしていた生徒は、いつ自分もガソリンを浴びせられて焼き殺されるかも知れないと考えて恐怖におののいているのではないでしょうか?」
 「しかしねえ神尾さん・・・実際に大勢の子供が死んでいるんだから・・」
児童評論家の目黒が問いかける。
「では目黒先生は、イジメを無策で放置してその何百倍もの数の生徒が死ぬのは構わないと言われる訳ですか?」
「それは飛躍のし過ぎだ!私はそんな事は一言も言っていないじゃないか!」
神尾は目黒の言葉を聞いて呆れ返った表情で首を左右に振りながらフーッと大きく息を吐いた。それを見ながら小田原が話し出す。
「僕は、神尾さんの話はよく解るな!日本の自衛隊も同じじゃないかな。相手を殺すことを目的にはしていないけれど何かがあったら命掛けで抵抗するぞという目的で武装するから抑止力になる。これが丸腰で正論を言っていても意味をなさないと分かっているから防衛力を養うんだと僕は思っている。大人の世界でも国際世界でもそうなのに子供の世界では武装無しに理不尽な迫害から身を守れとか戦えとか言うから問題が解決を見ないのかもしれない・・と思い始めた・・」




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
☆「いいね!」や「ツイートする」ボタンより是非コメントやご感想をお願い致します☆
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
横浜催眠心理オフィス
http://yokohama-kikou.net/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
住所:横浜市神奈川区入江2ー19ー11大口増田ビル205
TEL:045-430-1056
----------------------------------------
Facebook:http://goo.gl/dYwhb1
Twitter:http://goo.gl/IG0sWA
アメブロ:http://goo.gl/miSJrF
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

気功伝承講習会

お客様の声

contents menu

  • 当気功院の紹介
  • 気功・催眠療法
  • 施術事例
  • 気功治療をご希望の方
  • よくある質問
  • お問い合わせ

横浜睡眠心理オフィス